結婚について
人はなぜ結婚するのか
それは
「 幸せになるため 」に人は結婚する
結婚とは
人生を共に生きてくということ
結婚すると幸せになる人と
そうじゃない人もいるのも事実
無意識的に孤独が嫌だから
結婚するという人は多い
瀬戸内寂聴さんは
“わたくし出家してね、徹底して肝に銘じていることはね、人間は孤独だということなんです。人間は孤独だから、本来孤独だから、孤独が寂しいから、愛する人を求めるんですよ。
そして、話を聞いてくれる人が欲しい。それから愛したら抱擁したい。抱き合いたい。そして、お互いがお互いで体で温め合いたい。これがSEXになるわけですね。”
と言っている
けれど、寂聴さんは
「生ぜしもひとり」
「死するも独り」
「されば人と共に住するも独りなり」
「そひはつべき人なき故なり」
というこの 一遍上人 の言葉が
一番好きな言葉だと
つまり
「 一緒に結婚して子供を産んで
たくさんの人と群れて暮らしていても
結局人間は孤独
そんなに愛し合って
死ぬまでお互いを愛し合ったままで
そひはつ(添いはつ)ような
そんな仲はない 」
と一遍上人は言い切っている
「 孤独 」から逃れるために結婚しても
人は「 孤独 」であることには変わりがないと
なるほどね
私はだけど、一人でいるより
二人でいる方が人生が豊かになる
楽しいことが一人でいるより
二倍、三倍になると思っている
「 孤独 」が嫌だから
結婚するのではなく
「 孤独 」が嫌だから
愛する人を求めるのではなく
人生をより豊かにするため
愛したいし
結婚したいと思う
それがもし
自分の人生だけが豊かになるだけなら
結婚はエゴになってしまうので
それはしないけれど
結婚は幸せ、楽しい、嬉しいという
プラスの面ばかりではなく
もちろん
喧嘩もするし
我慢することもあると思う
互いが温和な性格であったなら
あまり喧嘩もないのかもしれないけれど
私は気が強い方だから
喧嘩はどうしてもある
フランスの哲学者
イポリット・テーヌの名言
「 三週間互いに研究しあい
三ヶ月間愛し合い
三年間喧嘩をし
三十年間我慢しあう
そして子供達が同じことをまた始める 」
にあるように
三年間は喧嘩が多いと思う
その次の「 三十年間我慢しあう 」というのは
もちろん互いに少しは我慢はあるだろうけれど
無理して関係を続けることもないと思うし
我慢なしでも結婚は続けられない
三年間、喧嘩することで
対処方法がわかって
互いに折り合いがつくのだと思う
アカの他人が
一緒に暮らすというのは奇跡で
それには互いの努力がないと叶わない
同性同士だと
「 接着剤 」になる子どもがいないから
さらに努力は必要なのかもしれない
今の日本の法律では
同性婚は認められていないけれど
「 結婚は出来る 」と思う
「 結婚しましょう 」と言って
互いに「 結婚した 」と認識していればそれでいい
話が長くなりそうなのでここまで!笑